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お施餓鬼   

私がこのまま死んだら入るであろうお墓は、日暮里の谷中霊園にあります。
昨日は、その中にあるお寺で「お施餓鬼」という行事というか、風習に初めて行って来ました。
私の田舎にはこういう風習は無く、義母と一緒に行ったのですが初めてだらけで楽しかったです。

お米2合と1万円(1組で)を受付で出し、精進料理を頂き、その後岩手から呼んだお坊さんの説法を
1時間ほど聞き、その後お坊さん20人くらいがお経を唱えて、お焼香して、お墓参り、という流れでした。

お坊さんのお話は昔から好きなのですが、実家の方のお坊さんは私と同い年くらいで、まだまだ・・・
といった感じですが、昨日の岩手からのお坊さんは、すごく面白かったし、「四苦八苦」の由来とか、
なぜ「三途の川」なのか、なぜ女性の方が長生きするのか、なぜ良い人、と言われる人の方が
先に逝く事が多く感じるのか、など、ユーモアたっぷりで話して下さいました。
周りはおじいさんおばあさんばっかりで、絶対に私が最年少でしたが、老若男女楽しめて聞き入るお話を
するのって難しいと思うのですが、やっぱりお坊さんってすごいな、って思いました。

1時間あっという間で本当に楽しく、爆笑したり、たまに懐古して涙が出そうになったり、終わった時には
ちょっと「良い人」になった気持ちになりました。

私は正座が苦手で、せいぜい20分が限界なので、何度も足を崩してしまいましたが、説法1時間、
お経を1時間、開始前の1時間で計3時間、ほとんど足を曲げていたので、お焼香の段階では
両足がクタクタしてしまい、タコのようでした。骨折してるかと思うくらい感覚が無かったです。
きっと正座が苦手なのは足が太いからなのでしょうけど~。それは気にしない~。

ともあれ、家に着いたときには写真のろくのような状態でした。でも楽しかった~。

お施餓鬼_a0127395_8574359.jpg

by shimamichi666 | 2009-07-24 08:59 |

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